高濃度ビタミンC点滴療法とは
点滴でビタミンCを静脈へ大量投与することで、サプリメントや食事などで摂取するよりも何倍もの高濃度なビタミンCが摂取できる治療法です。高い抗酸化作用が得られるため、老化を引き起こす原活性酸素を減らすことに期待できます。
この療法は、アメリカのカンザス州にある、リオルダンクリニック(Riordan Clinic)の創始者であるヒュー・リオルダン(Hugh Riordan 1932-2005) を中心に始まった方法です。
ビタミンCには免疫力の向上やコラーゲン産生促進など、様々な働きがあることが分かってきたことから、高濃度ビタミンC点滴療法は現在多くの国で行われています。
当院では、健康と若さを維持する美容目的で1回につき25g~100gほどの高濃度ビタミンCの点滴を投与しています。
また、混合ビタミンB群も混合したメニューもありますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
高濃度ビタミンC点滴をおすすめしたい方
- ニキビを解消したい
- 疲れが取れない
- 身体の内側から美白、美肌効果を得たい
- よく風邪をひいてしまう
- ストレスが溜まっている
- すぐイライラしてしまう
ビタミンCの主な作用
メラニン生成抑制 | シミや肝斑(かんぱん)の改善、美白効果 |
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コラーゲン産生促進 | シワ・たるみの改善 |
肌の保水力促進 | 肌の乾燥予防 |
皮脂の過剰分泌抑制 | ニキビ肌改善 |
抗アレルギー作用 | アトピー性皮膚炎の改善 |
抗酸化作用 | 老化防止・生活習慣病の予防 |
免疫機能強化 | 疲労回復、ストレス解消、風邪予防、睡眠の質向上、精神安定作用 |
抗ガン作用 | ガン予防 |
点滴中に起こりうる副作用について
少しでも症状がありましたら、すぐに当院へご相談ください。
血管痛
点滴の滴下速度によっては血管痛を起こすことがあります。
その場合は、輸液を温めたり点滴速度を調節したりするなどの処置を行うと、血管痛が改善されます。
のどの渇き
利尿作用があるため、トイレが近くなることがあります。
また、点滴中はこまめな水分補給が必要ですので、お好きな飲み物をお持ちいただくことを推奨します。
低血糖症状(めまい、冷や汗、疲労感など)
ビタミンCの化学的構成はブドウ糖とかなり似ていることから、身体が「体内にブドウ糖が入ってきた」と勘違いしてしまうことがあります。
そのため、インスリンが過剰に分泌されてしまい、低血糖を生じることがあります。
お腹が空いた状態での点滴は避けていただき、小腹が満たせる軽食やジュースなどをお持ちください。
低カルシウム血症
ビタミンCには「キレート(カルシウムを尿として排出させる)」という働きを持っているため、稀に筋肉の痙攣や痺れなどが生じることがあります。
これらは、カルシウム製剤を注入することで改善できます。
吐き気・頭痛・ほてり感・動悸
点滴のスピードや点滴を行う当日の体調・全身状態などによっては、これらの症状が現れる可能性があります。
眠気、ボーっとする
ビタミンCの抗ヒスタミン作用によって生じることがあります。
施術を受けられない方
- 腎機能の弱い方
- 脱水症状の方
- 透析中の方
- G6PD欠損症の方
- 妊娠中(授乳中)の方
料金
G6PDスクリーニング検査(採血) | 8,000円 |
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25g | 15,000円 |
50g | 20,000円 |
点滴時間:約30分
※初回は必ずG6PD検査を行う(結果は数日〜1週間で出ます)